物理チャレンジ2013 全国大会(第2チャレンジ)速報ページ

日程 開会式リーフレット 開催プレスリリース) 出場者 成績優秀者

期間中に現地で発行されたNews Letters
8月5日 8月6日 8月6日(理論コンテスト編) 
8月7日 8月7日(実験コンテスト編) 8月8日


8月5日(月) 筑波大学会館で開会式・公開講演会が開催される (各写真をクリックすると、その高解像画像が表示されます))
 
 選手たちが続々と会場に集まってきた。1460名の中から選ばれた100名のチャレンジャーたち 控え室では班別に別れて、物理の勉強?

 
こちらの班ではいきなりトランプが始まった!       開会式j会場に移り、緊張感が高まってきます。

  
 北原JPhO理事長から開会宣言

  
筑波大学学長の永田恭介先生からもご挨拶     茨城県教育委員会教育次長 川村等先生からもご祝辞  つくば科学万博記念財団専務理事 久保稔様もご隣席
 

先月デンマークで開催された国際物理オリンピック2013の報告 理論問題は隕石、グリーンランドの氷床、ソーラーエネルギー

 その後の質問タイムにはたくさんの質問ができました。「選手がここにいるなら感想を聞きたい....」    休憩時間に茨城放送からインタビューを受ける北原理事長

  
筑波大学の中井直正先生のご講演「太陽系外の惑星の探査」、質問タイムにはまたまたたくさんの質問が出ました。
  
                               帰り際の中井先生を捕まえてさらに質問攻め...
 
難しい物理の講演の後は、茨城県立土浦第二高等学校にみなさんによる現代箏曲演奏、息がぴったりあっていました。
 
さらには、茨城県立筑波高等学校のお二人によるガマの油売り口上の歓迎アトラクション。茨城を満喫しました!

その後、夕食を兼ねた交流会を楽しみました。
宿舎に移動して、明日の理論コンテストに備えて早めに寝ました(?)

こうして、つくばでの一日目が無事過ぎました。


8月6日(月) 理論コンテストの日
 

いよいよ理論コンテスト 試験時間5時間 緊張感を保てるか....

理論問題の詳細は今日のNews Letter(理論コンテスト編)をご覧下さい。
  

理論試験の後、恒例の集合写真。


写真撮影のあとは、サイエンスツアー(今日は筑波大学内のみ)とフィジックスライブがありました。

プラズマ研究センター                          サイバニクス研究センター

計算科学研究センター


いよいよ、お楽しみのPhysics Live!  デモ実験あり、理論ありーー今年もいろいろな出店があるぞー 












Physics Liveの裏では、理論問題部会の先生方が理論試験の答案の採点にかかりっきりになっています。採点は深夜までかかります。
 

夕食交流会、今日も立食でした。疲れたけど、とっても楽しかったです...
 




実は、朝から実験問題部会の先生方は、翌日の実験コンテストの実験キットを準備していました。
(秘密ですが....以下の写真はコンテスト終了後に公開しました)。

 小物を所定の数に仕分けます。            部品は梱包を解きます。                その他、細かい作業がたくさんあります。

                       100個の箱に20種類以上の部品を詰め込みます。  最後に緩衝シートを被せてフタを閉めて完成。


8月7日(火) 実験コンテストの日  実験部会が半年かけて作ったオリジナル実験装置と問題
 
朝食の後、すぐにバスに乗って筑波大学の試験会場に移動。みんな気合十分。少し眠たい人もいます。
  
試験会場は食堂!(私たちのために食堂を休業していただきました。) すでに実験装置が各自の机の上に置かれていました。

 
試験前の緊張(?)
  
8時30分ちょうどに岸澤実験問題部会長が装置の取り扱い方の説明を始めた。いよいよ実験装置のフタをあけた。いろいろ入っています...
 
チャレンジャーたちは思わず立ち上がって実験装置の組立を始めた。
  
 5時間の試験時間内に実験装置を組み立て、測定し、データを解析して、求められている物理量を算出する。
  
みんな、わき目も振らずに夢中で実験しています。    
  

   
 装置の組み立ても自分でやります。氷とハンダゴテを使って金属棒の両端に温度差を作ります。熱伝導と電気伝導の関係を探る問題。
 
机の上いっぱいに部品や装置を並べて夢中になって実験。

実験問題の出題者の先生方にインタビュー

実験問題コンテストの後は、昼食を食べて、研究所(JAXAとNIMS)見学に出かけました。
   
JAXAで人工衛星とロケットのの実物の迫力に圧倒されました。
  
                              宇宙飛行士になった気分....
  
次はNIMSの見学。ナノサイエンスの研究室も見学しました。


8月8日(水) 表彰式・閉会式の日

朝食後、筑波大学大学会館に戻ってきました。4日前に開会式をやったところです。昨夜の疲れが... 40名ほどが貫徹したそうです。.
  
 開会式のまえに問題の解説会。その前に、現地実行部会長の大塚洋一先生からご挨拶  
   
理論問題部会長の荒船先生からの講評                           こちらは実験問題部会長の岸澤先生

来賓の皆様も会場に入り、いよいよ表彰式が始まります。



まずは、第1チャレンジ実験優秀賞、奨励賞、アイディア賞の発表。副賞(ノギス)とともに所属学校に賞状が送られます。

次にいよいよ第2チャレンジの結果発表。最初に優良賞17名の発表。



 
 北原JPhO理事長より一人ひとりに賞状が手渡された。          優良賞 17名のみなさん おめでとう!

 続いて銅賞の発表。



前半6名は近藤(一)先生から賞状を、長谷川先生からメダルを授与。後半6名は原田先生から賞状を、杉山先生からメダルを授与。

 銅賞受賞 12名のみなさん、おめでとう!

次は銀賞の発表。



前半6名は近藤(泰)先生から賞状を、荒船先生からメダルを授与。後半6名は大塚先生から賞状を、岸澤先生からメダルを授与。

 銀賞受賞 12名のチャレンジャー    

そしていよいよ金賞6名の発表。高橋先生から賞状を、桂井先生からメダルを授与。


                                        金賞受賞者6名、ガッツポーズで。
つぎは各種個人賞の発表。
 
実験コンテストで最優秀の成績を収めたチャンレンジャーに贈られる「つくば科学万博記念財団理事長賞」は、谷口大輔君!おめでとう!

もっとも発想豊かな解答をしたチャレンジャーに贈られる「筑波大学江崎玲於奈賞」は、奥田堯子さん!おめでとう!

高校2年生以下で最優秀の成績をおさめたチャレンジーに贈られる「つくば市長賞」は、杉浦康仁君!おめでとう!

そして Absolute Winner (理論および実験コンテストを総合して最高成績をおさめたチャレンジャー)に贈られる「茨城県知事賞」は、大森亮君!すばらしい!

そして近藤チャレンジ実行委員長の閉会の辞。みなさん、よく頑張りました。4日間の経験を日々の勉強に役立ててください。

この4日間で築いた「物理友達(ブツトモ)」の輪は一生モノです。           それぞれの思い出を胸に選手たちは帰路につきました...

物理チャレンジ2013 全国大会(第2チャレンジ)はこうして無事終了しました。感動をありがとう !!!
ここで金、銀、銅賞を受賞した高2生以下のチャンレンジャーから、来年7月の国際物理オリンピック・カザフスタン大会日本代表選手候補者が選抜され、9月から研修が始まります。